頭の中のOSについて | just an old occurrence*

頭の中のOSについて

本を読むという行為
実際に体験する…というということが、一番物事をよく知ることである。
ただ、理解の仕方というのは人それぞれ違う。
他の人の知識、考え方、認知をインストールしたOSを切り替えて、物事を観察できたら、より多面的にセカイを理解できる。
それを、しようとする努力が、本を読んだり、映画を見たりすることなんじゃないか。

OSを書き換える
『クーリエ・ジャポン』という雑誌に、『モチベーション3.0』(未読)という本を書いた、ダニエル・ピンクという人のインタビュー記事が載っていて、その中の、
OSというものがありますよね。要は、コンピュータで複数のプログラムを動かすのを助けるインストラクションの束ですが、私はコンピュータ同様、ビジネスや社会にもOSがあると考えています。

という部分が、かなりインパクトを受けた。
人類はモチベーション1.0、2.0と今までモチベーションを上げてこなければならなかったが、今、もう一度アップグレードする時期に来ているという。
研修等で、どうやって社員のやる気を引き出すか…というような題材の時に、決まって出てくるのが、マズローの欲求5段階説で、一番高いところにある欲求が、自己実現の欲求です。
実際にダニエル・ピンクという人が本の中で、モチベーション3.0としてどんな内容を書いているのかは読んでいないのでわかりませんが、これらの人間の根源的な欲求をどう消化していくかが大事な気がします。